みなさんこんにちは。がんつげです。
え~、タイトルのとおりでして、がんの診断が確定しました。甲状腺がんでした。しかも乳頭がんじゃなくて未分化がんというヤベー奴のようでした。
健康診断で気管の異常が発覚してから診断確定までにおよそ1ヶ月強。元々その可能性については言及されていましたし、その期間で覚悟が決まっていたせいか精神的には特に問題はなく安定はしています。
むしろ長期間原因が分からなかった喉の異常についてようやく病名がついたことでスッキリした方が大きいです。
まあ現在は21世紀、令和の時代なのでがんごときでそんなにすぐに死ぬことはないっしょ
などと特に根拠の無い自信を持って日々を過ごしております。よくわからないけど肝臓がんとか膵臓がんとかよりは生存率高そうな気もしますしまあなんとかなるんじゃないかな?
とりあえずこのブログについては当初の目的通り続ける所存です。個人的な記録の意味合いもありますし、同じような境遇の方々のためになれば幸いです。なかなか体験できるものでもないですしね。
というわけで今回は告知の様子~各所へ連絡についてご紹介します。
がんでした
2回目の細胞診検査の結果を病院へ聞きに行きました。
がんはがんらしいのだが…
検査の結果、残念ながら、やっぱり悪い細胞が出ちゃいました。
あー、やっぱり出ちゃいましたか。まあちゃんと結果が出てよかったです。
甲状腺がんなのですが、がんつげさんの場合は少し特殊でして…。
??
乳頭がんだと思っていたんですが、がん細胞が未分化なものが見られるんですよね…。
あー、それヤベー奴じゃないですか…。
ヤベー方のがんでした
甲状腺がんは9割ほどが乳頭がんで、乳頭がんは進行度も遅く命に関わることはまれであると言われています。
がんつげの場合も当初は乳頭がんじゃないかな?という話でしたが、蓋を開けてみたら未分化だったというわけです。
未分化だったら何が問題なのかという話ですが、
未分化がんは、甲状腺がんの中の約1〜2%です。進行が速く、甲状腺周囲の臓器(反回神経、気管、食道など)への浸潤や遠くの臓器(肺、骨など)への転移を起こしやすい悪性度が高いがんです。
国立がん研究センター がん情報サービス
ということでして、乳頭がんに比べると転移が起きちゃうかもしれませんというわけです。
運がいいんだか悪いんだか、2%を引き当ててしまいました。どうせ当てるなら宝くじを当てたかったですね。気管に転移してたら声が出せなくなったりするのだろうか…。
乳頭がんだったらまあ死なんやろ。
HAHAHA!
とか思っていた時代が懐かしいです。
国立がん研究センターへ
というわけで稀ながんを引き当ててしまったがんつげですが、
これ以上はここ(某大学病院)では対応が難しいです。紹介状を書くのでより専門の病院に行っていただいた方が良いです。
と相成りまして、次回以降は国立がん研究センターへ伺うことになりました。果たして今後どうなることやら…。
関係各所への連絡
入院・手術もありますし、流石にがんなので職場・保険屋さん・家族辺りには連絡をしておくことにしました。
職場
健康診断の結果も有ったのと、そもそも2年くらい前から喉の調子がおかしかったので事前にヤバそうだというお話はしていました。
前から報告してましたが検査の結果やはりがんでした
病気になったときの会社の制度調べておいたからこの辺確認しておいて。
もうリモートワークできるし、実家方面に引っ越しするなら全力で上の方説得するし、働き方とかも希望があればお伝え下さい。
ありがとうございます。さしあたって入院・手術は確実のようです。こちらも命がかかってるんで治療関係最優先で打ち合わせとか顧客対応は必要最低限になると思いますのでその他のフォローお願いします。
もちろん対応します。ところでどの範囲までこの事実を伝えますか?伝えたくなければ喉の病気だということにしておきますが。
という感じで結構な神対応をしていただいております。この上司そんなに好きじゃなかったけど結構いいやつかもしれない。
会社の制度もそれなりに整っているようですし、今日ほど一部上場企業に勤めていてよかったと思った日はなかったです。なんやかや日本のサラリーマンは法律でちゃんと守られているんだと感じます。
ところで普通は職場のどの程度の範囲に通知するものなのだろうか。とりあえずチームメンバーと関係部署の幹部社員辺りに限定してもらいましたが。
保険屋さん
連絡したところ診断書のフォーマットを送るからそれを返送しろとのことでした。
皆さん気になるところかと思うので、別記事で少し詳しく書くことにします。
家族
ワンチャン死ぬかもしれないので流石に連絡しておいたほうがよいかということではあるのですが、
実家はだいぶ遠方だし、彼らにできること無いし、むしろこっちに来ちゃったら対応が面倒くさいだけだから可能なら事後報告にしたい…
ということで正直面倒くさいだけのため連絡はしたくなかったのですが、最悪の事態を想定するとリスクマネジメントとして最低一人には連絡するべきだろうと言うことで姉にだけ連絡することに。
結果、泣かれました。
一昔前ならいざしらず、もう21世紀で令和の時代なんだからそんなにすぐには死なないと思うんだが…。まだ生きてるし…。
泣くほどのことなのだろうか…。余命半年とかだったら分からなくはないが…。
とりあえず本人以上に心配をかける可能性が有るので家族に知らせるのも知らせ方を考えた方が良かったようです。LINEでがんになっちゃったから後はヨロみたいな伝え方は良くなかった模様。
今後について
ひとまず関係各所への連絡は済みましたが、入院・手術の準備や術後の経過によって働き方をどうするか検討したり、会社の保険担当に連絡しなければなどなど見えてるだけでやることが沢山あって正直面倒くさい…。
とりあえず手術までの段取りはつけておかないとマジで死んじゃうんでそこまでは頑張らないとなー、という感じです。誰かやってくんないだろうか。
色々と気になることもありますが、まずは入院期間をいかに楽しく過ごせるかについて注力しようと思います。
でわでわ。ごきげんよう!
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