【入院】抗がん剤治療と放射線治療の初回実施のために入院してきました

近況

みなさんこんにちは。がんつげです。

前回の呼び出し時に話題には登っていましたが、抗がん剤治療と放射線治療をこれから進めていくわけですが、

初回は副作用の様子も見たいので10日ほど入院して様子を見ましょう。抗がん剤の投与2回分ですね。問題がなければ以降は外来で対応可能です。

とのことで入院してきました。この日のために入念な準備もしてきたので10日間の入院生活をエンジョイしようと思います。

10日間の入院と言ったな、あれはウソだ

入院の受付を済ませて自分の病室のベッドに案内されてから

これがこれから10日間過ごすベッドか。金の力で手に入れた窓側はなかなかナイスだな。

https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/d001/nyuin/annai.html#G%E6%9C%89%E6%96%99%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89

などと思いながら荷物を広げ、PCをセットアップするなどし、完璧な布陣を敷いたあたりで担当のお医者さまがやってきました。

入院期間が半分になった

こんにちは。がんつげさんですが、今週末退院でもいいかなと思うのですが、いかがでしょうか?がんつげさん的にも退院早いほうがいいですよね?

抗がん剤の反応も一回診たら十分かなという話になりまして。

え?あ、まあ、はい。そうですね。退院は早いほうがいいですね。

というわけで入院して治療を開始する前から何故か入院期間が半分になってしまいました。

実際のところとしては、差額ベッド代がかかることやお家のほうがストレスが少ないなどメリットの方が多いのでこの提案はありがたいものでした。有給使って会社を休むのも限界がありますし、今のところ看護師さんの介護も必要ない状態ですし。

デメリットとしては退院後の平日は毎日放射線治療のために通わないといけないことでしょうか。一応電車に乗ることができるくらいの体力はありますし、まあ大したことではないですね。メリットのほうが大きいです。

入院前の検査結果が良かったからかな?

入院期間が半分になったのはまあいいとして、とりあえず現在のがんつげの状態について確認してみます。

PET/CTとか、生検とか、血液検査とか色々とやっていたと思うのですが、そのへんの検査結果はどうなっているでしょうか?特に転移がきになるのですが…。

すいません、先にそちらを説明すべきでしたね。

PET検査の結果からは肝臓や腸などの他の臓器への転移は見られませんでした。甲状腺のがんだけなのでご安心?ください。

生検の結果はまだ出ていないので、結果が出たらお知らせします。血液検査は尿酸値と肝臓の値がやや悪いですがほかは問題ないです。念のためA型/B型肝炎やHIVの検査もしていますが、いずれも陰性でした。

というわけで甲状腺がんの治療だけに集中したら良さそうだということが判明しました。大変良かった。

ただの想像ですが、転移もなかったのでおそらくお医者様が想定しているよりも検査結果が良かったのではないかなという気がします。他にもっと重篤な患者も沢山いそうなので、入院期間が短くなって他の患者にベッドを空けろということかなと。

甲状腺がんの中でも未分化がんだと言われていたので、他の臓器への転移がなかったのはかなりラッキーだったのかもしれません。極めて予後不良とかいわれたら、ねえ?

https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/head_neck_surgery/050/050/index.html

入院中の治療をこなしていきます

入院期間中は結構待機時間が長いのでダイジェスト気味ですが治療内容についてご紹介します。矢継ぎ早に医者や治療や看護師が来たかと思えばしばらく何も音沙汰もなかったりと、暇は暇なんですがイベントドリブンで余り落ち着きはありませんでした。

まずポートを埋め込みます

毎度点滴をする際に何度も針を刺されるのが苦痛なので、

点滴、マジ無理。断固、拒否。

という主張を繰り返していたら(拒否しても結局刺されるんですが)、

じゃあポートを埋めましょう。一発で刺さるようになりますよ!

ということで体にポートとやらを埋めることになりました。

CVポート

正確にはCVポートと呼ばれる医療機器を埋め込むことになりました。

CVポートは、中心静脈カテーテルの一種で、正式には皮下埋め込み型ポートといわれるものです。その名前のとおり、皮膚の下に埋め込んで薬剤を投与するために使用します。CVポートは、100円硬貨程度の大きさの本体と薬剤を注入するチューブ(カテーテル)より構成されています。通常は、鎖骨の下の血管からカテーテルをいれ、右または左の胸の皮膚の下に埋め込みます。

http://chemo-support.jp/medical-apparatus/cvport.html

要は血管が細いなどで注射するのが困難な人用に、注射しやすくなるように人工的に拡張された注射用の穴(=ポート)を作ってしまおうということです。

正直体の中に何かを埋め込むということに抵抗がだいぶありましたし、取り出せるのか、とか、生活に支障が無いのか、などかなり悩みましたが

15年間入れっぱなしの患者さんもいますよ。

とのことだったので入れてみることにしました。もう点滴のたびに何度も刺されて動きが制限されるのは嫌なのだ。

部分麻酔で手術を実施

皮膚の下に埋め込むので小なりとは言え手術なんですよねえ…。

  • 台に寝かされて
  • エコーで血管の位置を確認されて
  • 部分麻酔を打たれ(まあまあ痛い)
  • 鎖骨のあたりでなんか入れられている感じの処置をされ(結構痛い)
  • 縫合されて完了

おそらく麻酔でかなり痛みはなかった方だと思うのですが、なんか体に入れられている不安感とか体内触られている嫌悪感とかそもそも麻酔も痛いんだけどとか色々一気に押しかけてきて死ぬかと思った。

手術後は自分で歩いてベッドまで帰れましたが、終わった直後は冷汗ぐっしょりでした。手術自体は30分程度でした。

術後の症状

埋め込んだ後は2時間ほどで圧迫止血を解除して以降は普通に過ごせました。

初日は麻酔が切れた後にひどい肩コリのような症状があったのと、縫合部分に痛みが有ったので寝るのに苦労しましたが翌日以降は痛みも引いて日常に支障は余りでなくなりました。

下記は術後1週間程度ですがまだ抜糸できてないです。縫合部の下にあるちょっと盛り上がっているところにCVポートが入っています。

クリックしたらモザイクが外れます。

放射線を照射します

ポートを埋め込んだ30分後くらいに放射線治療に呼び出されたので行ってきます。

初回は前回作成したマスクが冷えて縮んでいる可能性があるので位置合わせに時間がかかるかと思いますが、2回目以降は15分くらいで終わりますよ。

との説明を受けつつ上半身裸にされて台の上に寝かされて、マスク付けて、位置合わせして色々と印をつけられたりして準備完了。

これから放射線を照射しますね~。迂闊に動くと悲惨なことになるので動かないでくださいね~。

などと脅しを受けてカチカチになりながら5分ほどじっとしていたら完了しました。

照射中はちょっと緊張しますが特に痛みが有るわけでもなく、入院中毎日1回治療を実施しましたが特に体に不具合が発生するわけでもありませんでした。

思っていたよりも簡単で拍子抜けでしたが退院する辺りでは多少患部の腫れも引いてきている様子だったので効果が出ているようでなかなか希望が持てます。

抗がん剤を投与します

抗がん剤は入院2日目に実施しました。放射線治療は毎日実施ですが、こちらは週1とのこと。

元々10日間の入院中に3回実施して副作用の有無を確認する予定でしたが、様子見は1回でええやろ、ということになったので入院期間中は1回だけの投与でした。

抗がん剤(パクリタキセル)

今回はパクリタキセルという抗がん剤を使用するとのことで、薬剤師さんから説明を受けます。

ちゃんと冊子にまとまっている辺りにしっかりした医療体制の存在を感じる

人によって程度はありますが、副作用があります。そのため先に吐き気止め、アレルギー予防剤を投与してから抗がん剤を使用します。

副作用として手のしびれや筋肉痛、爪の変化などがあります。

髪は抜けるが生えてくる

やっぱり髪の毛は抜けるんですか?

そうですね。使用後2~3週間して抜けてきます。抗がん剤の使用を止めるとまた生えてきます。髪の毛どころか色んな毛が抜けますよ。

というわけでやはり毛は抜けるようです。髪の毛以外も抜けるみたいなので全身ツルツルお肌になってしまいそうです。まあ頭髪は元々薄くなっていたので今更未練も無くはないですがワンチャン抗がん剤の使用を止めたら今よりフサフサになるかもしれないと希望を持って臨みたいと思います。

抗がん剤投与

一通り説明を受けてから実際に投与です。点滴で投与されるわけですが、先日埋め込んだポートが役に立ちまして一発で投与開始することが可能でした。感動。

投与の時間はすべて合わせても1.5時間程度だったので割りとあっさり終わりました。正直なところ、吐き気やめまいなんかを危惧していましたがこれといった副作用も発生せず。食欲も旺盛です。今後の治療に希望が持てました。

ポートはマジ神

ポートを埋め込む際にだいぶ痛くて死にかけましたが、点滴は一発でできましたし、点滴中に腕を自由に動かせるので点滴中比較的自由度が高いなどなどかなり恩恵を享受することができました。

今後も何度も点滴する機会があるだろうことを考えると、手術の痛みは色んなものの前払いだと思えばリーズナブルなんじゃないかなという気はします。

無事に4日で退院できました

ポートの埋込で死にかけましたが、抗がん剤も放射線治療も特に副作用がなかったことから、がんつげにとっては治療自体は特に大きな障害にはならなさそうということで無事入院4日で退院することができました。

今後は外来で治療していくことになります。毎日の通いが若干面倒くさいですが、自宅でリラックスして普通の生活が送れるので万々歳です。

ちなみに今回の入院費は約20万円でした。差額ベッド代が約27,000円です。高額療養費制度が無かったらと考えるとゾッとしますね。

まとめ

入院中の治療関係についてご紹介しました。入院生活についても色々と気づきがありましたのでそちらは別記事でまとめようかなと思います。

がん治療は辛い、食欲がなくなる、毛が抜ける、というイメージしかなかったのでどうなることやらと戦々恐々としていましたが幸いにもがんつげにはあまり当てはまらないようだということがわかったのでだいぶ安心しました。ただし毛は抜ける模様。

でわでわ。ごきげんよう!

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