みなさんこんにちは。がんつげです。
全15回が予定されていた放射線治療ですが、先日やっと最後の一回を終えて無事全工程を完了しました。
後半は医者の
高線量が頸動脈にあたったら即死します
発言により照射中血圧下がるのが自分でわかるレベルでストレスがかかっておりそっちの方で死ぬんじゃないかと思いましたがどうにか生き抜くことができました。
というわけで完了時の状況についてご紹介します。
皮膚の状況
甲状腺は喉の臓器なので、放射線治療中は喉近辺に放射線が照射されます。治療と言いつつ放射線を浴びるのでやはりそれなりにダメージが出ます。
見た目が少し赤くなっているのと、触るとヒリヒリとするような痛みが出てきました。もう少し続けるとかぶれた感じになりそうなイメージです。
人によっては服の襟が擦れて状態が悪化することもありますので、なるべく襟元が広い服を着るなど意識して対策してみてください。
とのこと。もちろん保湿も重要なので、追加で皮膚保護用のお薬（アズノール軟膏）が処方されました。
食道の状況
食道は放射線の影響でヤケドが起こっているようで、食事の際に飲み込む動作をすると痛みが出ています。
喉の調子はどうですか？お食事は取れていますか？
カロナール（痛み止め）で多少痛みは緩和できるのでなんとかなっていますが、やはり痛いので不便は感じています。
なるほど。でしたら追加でお薬出しておきますね。
新しいお薬はどういったものですか？
痛み止めの一種です。麻薬ですが。
麻薬
麻薬と言っても通常治療で使用するお薬ですし、1日3回～4回程度の利用でしたら中毒になることも無いのでご安心ください。
あと、麻薬を使い始めるのは末期患者に対してと思われるかもしれませんが、そんなことは全く無いのでご安心ください。
ｱ、ﾊｲ、ご安心です
というわけで新しいおクスリを投与されることになりました。ついでにカロナール（痛み止め）はシロップ形態のものになりました。
若干の不安が有りますがお医者様が処方してくれているので大丈夫だと信じて服用しようと思います。
実際食事には苦労しているのでそれがなくなるなら助かりますし。
薬局へ
というわけで新しいおクスリを処方されたわけですが、
てか麻薬は普通の調剤薬局で売られているのだろうか？
と思い一応お医者様に確認した所、
普通に手に入りますよ。大丈夫です。
とのことだったので職場の近くの薬局へ行ってきました。
普通には手に入らない模様
通常取り扱っておらず、在庫が全く無いので取り寄せになっちゃいますね。
設備の関係でウチでは取り扱いができませんね。
全然普通には手に入らなかったよ。話が違うじゃないか。
やはり麻薬だからなのか、ちゃんとした金庫で管理する必要があるとかなんとかで、特に小さい薬局なんかでは取り扱いができないものとのこと。そうだろうなとは思いましたよ。
仕方ない。病院の近くの薬局なら似たような人が沢山来るだろうからおいてるだろう
というわけで翌日病院近辺に行ったわけですが、折り悪くゴールデンウィークに突入してしまっており薬局は全滅。
ならばせめて取り寄せでもと思い自宅周りの薬局をチェックするもこちらも全滅。
というわけでゴールデンウィークは錠剤カロナールだけで乗り越えることになりました。
病院でおクスリを処方されたら、その病院近くの薬局ですぐにおクスリを受け取るほうが良いということを学びました。
まとめ
無事に放射線治療を完遂できました。放射線を当てているので身体自体は無傷とは行きませんでしたが、がん患部のサイズが小さくなって腫れが引いているような実感は有るので効果は出てきているように思います。声も出しやすくなりました。
身体的な変化もありますが、今はあの即死の恐怖から開放された開放感が大きいです。天気もいいのでかなり爽快な気分です。がんになんかかかってなかったんじゃないかな？と思うくらい気分がいい。
おクスリは入手できませんでしたが、食道の痛みはまだ我慢できるといえばできるレベルなのでまあなんとかなるかなあ。お医者様によると2週間位でよくなり始めるらしいのでとりあえず今月いっぱいは耐える覚悟ではいます。
でわでわ。ごきげんよう！
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