【国立がん研究センター】入院・手術に向けて検査を受けてきました

近況

みなさまこんにちは。がんつげです。

医者にがんだと告知されましたが、当の告知した病院からは

ちょっとウチじゃ手に負えないんで専門の病院に行ってくれ

と言うことでよりがん専門の病院に行きまして今後のお話をしてきましたのでご紹介します。翌週くらいには入院する段取りがとれるかな?と思っていましたがそんな事はありませんでした。

国立がん研究センター

というわけで紹介されてやってきたのだ。

予約制かつ紹介状が必要なタイプの病院なので、ふらっと受診はできません。

最後の砦感がすごい。

病院内は撮影禁止なので写真はありませんが、中に入ってみると広々と近代的な感じの空間で病院にしては明るく開放的な印象でした。受付の人も明るく丁寧に案内してくれて好印象。

ただ、想定よりも人が沢山いたことに面食らいました。付添の人もいるのかもしれないですが、この中の半分くらいはがん患者なのかと思うと何とも言えない気持ちになります。30~40代くらいの若い人もそれなりにいるわけで、人のことを心配している場合ではないですが彼ら彼女らの健康を強く願うばかりです。

がんは特別な病気ではないなのかもしれんね。

ちなみに病院内で販売しているお水はまさかの独自ブランドです。80円。

築地市場駅から近い

今回紹介されたのは中央病院の方で、所在地は都営大江戸線築地市場駅の近くです。

築地場外市場も近いので、診断前後におすしを食べに行くことも可能です。がんつげはモチベーション維持のために診断日はお鮨を食べることに決めました。

すしざんまい本店

初診は1時間前に受付を

初診予約のご案内を見てみると1時間前に来て受付をしてくださいと記載があります。(予約時に電話でも言われます)

予約もしてるのに1時間前に受付とかどうかしてるぜ

と思っていましたが、実際に行ってみると、

  • 多数の受付待ち初診患者
  • 大量の申込用紙への記入(症状記入したり、緊急時の連絡先を書いたり、etc.)
  • CD-R等のデータ読み込みからのカルテ作成
  • etc.

とまあ無慈悲な現実がそこにはありまして、患者側もそうですが受付の職員さん方もよく頑張ってくれているなという感じです。

なのでちゃんと1時間前に行っておくのが良いかと思います。

お医者様と面談

大量の申込用紙をすべてやっつけてようやくお医者様と面談です。真面目に受付から1時間かかりました。

とりあえず今日のがんつげの中でのゴールは入院/手術の日程を決めることですが…。

入院・手術は早くて1ヶ月後?

手術することはほぼ決まりだと思うのですが、いつ頃実施できそうでしょうか。

手術に必要な検査を実施後、麻酔医の診察が終わったら手術可能な患者としてReadyになります。手術予定は週一回決まるので、そのときに選ばれればその翌週から入院ということになります。なので大体早くても1ヶ月後ですね。

手術予定は、その時々で緊急度の高い患者がいる場合もあって、そのような人を優先することもあるので、直前まで決めない運用にしているんですよ。

とのこと。

正直今まで沢山検査してきたんだからその結果から判定してくれよとも思わなくはないですが、手術向けの検査は確かにしていないのでそういうものかもしれません。

自分自身としては痛みが有るので早急にどうにかしてくれよとは思いますが、他に緊急度が高い患者も確かにいるだろうしこればっかりはどうしようもないですね。

事前検査がもりもり

上記の通りで事前検査をやるわけですが、把握しているだけで以下を実施します。もはや人間ドックだし、項目多すぎて検査結果出るまでの間にがんが悪化してあの世に行ってしまいそうなレベルです。

  • 尿検査
  • 採血
  • 呼吸器検査
  • 心電図
  • レントゲン
  • CT(ノーマル)
  • CT(造影)
  • PET/MRI検査
  • 血栓検査

PET/MRI検査

PET/MRI検査は平たく言うとがんが転移していないか確認する検査とのこと。細かいことは忘れましたが、取り合えず2~3時間くらい腕に針を挿しっぱなしにしておかないといけないらしい…。

検査・検査・検査

お医者様との面談後はひたすら検査を実施しました。

上記の尿検査~CT(造影)まで一気に実施したのと、最後にPET/MRIの説明を受けて本日は完了です。受付から数えて全部で5時間半かかりました。がんじゃなくて疲労で死にそうです。

途中看護師さんに言われましたが、タバコを吸っていると全身麻酔時にリスクが有るそうです。止めておいて良かったです。

そして今回の検査は自己負担約2万円でした。なかなか痛い。早く保険金を受け取りたい。

その他

身近に親族がいないと面倒くさい

初診受付時も、各種検査時も、とにかく緊急連絡先として親族を指定されるのですが、がんつげの親族は飛行機でしか行けない所に住んでるので緊急時に連絡されても特に何もできないんだよなあ。

付添の方はいらっしゃらないんですか?

とかも割りとナチュラルに聞いてきますがそんなの出稼ぎ独身一人暮らしには存在しないわけで。いい大人が一人で病院に行くのはそんなに不自然なのだろうか。ボッチだって病気にはなるんだよ。

別に天涯孤独というわけではないですが、一人でできることは可能な限り自分の中で済ませたいからその辺うまく対応してくれるとありがたいなと感じました。

まあ、死んだとき誰に連絡とるんだよ問題は有るので仕方ないとは思いますが。

高額療養費制度

いや~、検査代きついっす

と言ったらこんなの有るよと教えてくれました。

詳細は別記事で紹介しようと思いますが、簡単に言うと所得に応じて支払う医療費の上限があって、それを超えたら後々費用が戻ってくるとのこと。年収500万円くらいだと大体8万円強が上限のようです。上限を超えて自己負担で支払った費用は払い戻しされます。(毎月計算、差額ベット代等は除く)

最初に自分で支払う必要があるので先立つ物は必要ですが、実質負担額が変わってくるのはありがたいですね。

まとめ

サクッと手術日程が決められるかと期待していましたが、そんなことは無くてまだまだ時間が掛かるし検査も沢山必要だと判明してドット疲れてしまいました。

とはいえ転移の可能性を考えると早く検査を完了して、患部を取り除いてしまいたいので今がふんばりどころかなー。とりあえず今発生している首の痛みだけどうにかして欲しいものです。

この記事がみなさまの入院・手術に向けた不安の解消につながれば幸いです。

でわでわ。ごきげんよう!

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